小児歯科「つづき歯科医院」熊本市水前寺 出水 電車通りの歯医者

丁寧な仕上げ磨きが必要！

せっかく歯磨きしようと思ってたのに、子どもが寝てしまってた。
『ま、今日は仕方ないか…』
このような経験は珍しくないと思います。

確かに一日歯磨きしなかったからといって、翌日に大きな穴があいていることはありませんが、歯磨きできないことが日常化してくると問題です。

正しいブラッシングを継続していくことは、ただでさえ大変な子育てのハードルをさらに高くすることでもあります。ただ、徐々に下がったハードルは、なかなか元には戻りません。

また、健やかな子どもの成長と自立を考えると、なんでもかんでも親がしてしまうのは…とも思われがちです。子どもは失敗を繰り返しながら成長するともいわれますから、失敗は子どもの大切な権利なのかもしれません。

そのような理由からか、乳幼児期は丁寧な仕上げ磨きをされていたのに、小学校にあがった頃から、歯磨きは本人任せになる場合も多いようです。
しかし、小学校にあがったからといって自分ひとりで正しいブラッシングができる子は、まずいないでしょう。大人でも正しいブラッシングができるようになるには、一定の努力が必要なのです。

それを子どもの自己責任で、本人任せにするのは、ちょっと酷な話です。
なぜなら、むし歯という失敗はリセットすることができないからです。
生涯使っていく大切な永久歯は、学童期からの管理によって、その後が大きく左右されます。

丁寧な仕上げ磨きは必要なのです。
幼若な永久歯が成熟するまでは、正しいブラッシングができるようになるまでは、大人の助けは必要だと考えます。

正しいむし歯予防（ブラッシング）をすれば…

むし歯の治療には、時間と費用がかかり、苦痛というおまけまでついてきます。 きちんと管理して子どものむし歯を予防してあげれば、時間も費用もかからず、なによりも苦痛を味あわせないで済みます。

子どものときに作ったむし歯は、一生を通じて、その子の口の中に影響を残します。
病気のない口の中は、正しい知識を持った大人が意図的に管理することで実現が可能です。

その子が生涯にわたって苦労することがない健康な歯を獲得できるなら、それは親からの最高のプレゼントになるのではないでしょうか。

小児歯科では、的確な診断と治療、正しいブラッシング方法の習得を含めた管理が大切です。 できるだけ早く、むし歯予防を始めましょう。 もし既にむし歯ができているなら、できるだけ早く治しましょう。
小児期からの正しいむし歯予防は、成人の歯周病予防にも繋がっていきます。

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